鍼灸の技法 – お灸
お灸は、専用のもぐさ棒でツボを燻したり、アイロンをかけたりする方法です。
お灸は、専用のもぐさ棒を使って、ツボを燻したり、アイロンをかけたりする方法です。

1.軽度のお灸

もぐさの一端に火をつけ、皮膚から2~3cmほど離れたツボや患部に向けて吸い、局所的に温かく無痛になるようにします。 一般的には、1つのツボに10~15分、皮膚が赤くなるまでお灸をする。

2.鳥つつき灸

火をつけたもぐさを約3cmの高さのツボに置き、もぐさ片を一緒に落として、突然近くから遠くまで上下に、鳥がつつくように、一般的に1点灸で5分ほど。

3.回春灸(かいしゅんきゅう

もぐさ片に火をつけ、灸点より3cmほど上の高さに置きます。 お灸の部位にもぐさ棒を左右に往復させたり、回転させたりすることを繰り返すことで、焼けるような痛みを伴わずに、皮膚が温かく感じられるようになるのです。 一般的に、1つのツボに10~15分ほどお灸をし、動く範囲は3cmほどです。

4.リアルプレス灸

お灸は、薬草入りのもぐさ短冊で行います。 艾片に含まれる薬の処方は臨床上の必要性に応じて異なり、雷火、太陰、百毛に分けられる。 灸をすえるとき、もぐさ片を針のようにツボに押しつけるので、「針」と呼ばれる。

操作の際は、お灸をする部分に6~7枚の綿紙や布を敷き、もぐさ棒に火をつけてツボに押し当て、1~2秒止めて熱が深く浸透するようにし、もぐさの火が消えたらもう一度押してください。 毎回、各ポイントを5~7回程度、皮膚が赤くなるまで押します。