不妊症を自力で(自分で)治すには?
不妊症を訴える患者は年々増加中とのことです。
鍼灸大学の婦人科鍼灸を受ける患者も多いのです。
何かと回数もかかりお金もかかり財布の事情もありご心痛でしょう。
そこで、不妊症を解決するため自力で解決する方法を伝授します。
もともと女性ホルモンの放出を司るのは脳の視床、脳下垂体の周辺の働き具合によります。
そのあたりは間脳全体の働きも影響しており、きわめて原始的な働きをする脳神経のあたりです。
ストレスを受けると、間脳、視床の働きに不具合が生じます。
ついで、自律神経の働きにも悪影響を及ぼすことも指摘されています。
「顖会穴」しんえと呼ぶ
このつぼは自律神経の働きを整え、うつ、不眠症、動悸、息切れにも効果を発揮するツボです。
顖会穴
頭に散在するつぼは、全般的に自律神経の働きが亢進しているのを抑制するような働きがある。
ここを母指でゆっくり揉捏。
ついで、「帯脈穴」を両サイドから母指で軽く押しながら腰を回旋させる体操を行う。
帯脈という経穴は、全身の筋肉の緊張を解す働きもあり、腰痛のほかに五十肩、肩こりなどにもよく使用される経穴です。
骨盤周りの環境をよくすることで自然妊娠するよう働きかけます。
不妊治療は何かとお金がかかり、財布があっというまにからっぽになります。
鍼灸科を受診するときには、ほんとうにお金を使い切ってから来院する例が本当に多く、同情を禁じえません。
使い切った患者からなお、搾り取ろうとする悪質なところもあるので注意が必要。
肩幅ほどに両足を左右に開き、(立位で)、昔はやった腰回し体操を帯脈を押しながらゆっくり回してください。
回旋運動要領
ツボを押圧しながらです。
これでも妊娠しないようであれば、当院で婦人科の専門鍼灸処置を行います。
婦人科鍼灸は得意中の得意です。
腰痛の治療経穴と共通ということもあり、腰痛が治ったら妊娠したとの報告もよくあります。
かわい健一
執筆者・院長
執筆者・院長
かわい健一
明治東洋医学院鍼灸科卒業
はり師・きゅう師・三療師
全日本鍼灸学会・東洋医学会所属
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